わたしのオンラインメモ帳

自分用のメモ帳です。 ゲームの進行度、感想、情報整理、気になったこと等をメモするのが好きなので娯楽でやっています。正確性を確認をせずメモをすることも多いので間違っていたらごめんなさい。責任は取れません。議論するつもりはないので交流機能は一切使いません。自己完結型のオンラインメモ帳です。

2022年06月

【評価】

『ポアロとグリーンショアの阿房宮』

・総合    ★★★☆☆☆(通り過ぎる一冊) 
・展開パート ★★★★☆☆(なかなか良い) 
・結末・オチ ★★☆☆☆☆(平凡、好みではない) 
・没入感   ★★★☆☆☆(普通) 
・登場人物  ★★★☆☆☆(標準的)    

(アガサ作品専用の追加評価)

・駆け込み胸糞恋愛描写 皆無
・推理要素提示の公平さ 無くはない 
・翻訳 良い

------------
【評価概要】

評価項目は、

・総合   (すべてを考慮した満足度)
・展開パート(結末までのストーリー)
・結末・オチ(納得性、意外性、読後感)
・没入感  (引き、読み心地)
・登場人物 (魅力)

とくに重視するのは、展開パートと結末のデキ。

表現の美しさ、舞台設定の良さ、性癖に刺さる何か、強烈に心に残るシーンがあるかどうかなど、特筆すべきものがあれば、総合評価に反映。


評価の点数は6段階で、★~★★★★★★+

★★★★★★  大絶賛
★★★★★   かなり好き
★★★★    好意的
★★★     好きでも嫌いでもない
★★      好みでない~嫌い
★       絶望的に嫌い

★★★★★★+  数々の作品の中でもトップクラスに好み

-------------------

※ 適度に言葉を濁したネタバレが含まれることがあります

【感想】

ひと言での評価は、

<悪いところはないが、感嘆するような長所もない。>

ポアロ以外の探偵役で本書の内容が評価されるかと想像すると、まず見向きもされないだろうと考えると、素晴らしい作品だとは言えない。



・一番の特徴は分量の少なさ

それが良いのか悪いかというと、どちらかと言えば悪いが、良い点もある。

分量が多くても中だるみを感じさせない名作なら、長い方がいい。
『ABC』、『アクロイド』など。

逆に、中だるみがあって100ページほど削ってくれれば、もう一段階評価が上がるという作品も多々ある。
『もの言えぬ証人』など。

さすがに本書は短すぎるので、多少肉付けが欲しいが、このストーリーとオチで4,500ページにされるなら、この分量の方がいい。



・序盤は良好、中盤良好、終盤微妙。

話の転がり方は良好。中盤も悪くない。

オチはまったく好みではないが、怒りが込み上げてくるタイプのものでもない。



・印象に残るシーンがあったかどうか。

嫌な感情になる展開もない代わりに、驚きや感嘆といった感情は一切湧かない。

ページ数の関係もあると思うが、唸るようなシーンや仕掛けはない。

本書で一番好きなのは、何かが起こりそうな気配がするからとポアロを呼び寄せ、その説明をしているくだりくらいまで。その後は悪くはないが、波風もないまま終わりを迎える。



・まえがき、あとがき

あとがきからは得るものがあったが、まえがきはひたすら怠かった。

『ナイルに死す』もそうだったが、アガサクリスティー作品を読む目的で買っているのに、本編よりも先に読みたくもない内容のものを掲載してくるとは何事か。


----------------------

ポアロシリーズの評価


(満足度がきわめて高かった作品)

1,『葬儀を終えて』(新訳版再読予定)
2,『ABC殺人事件』
3,『アクロイド』

(満足度が高かった作品)
『ナイルに死す』

(満足度が高めだった作品)
『もの言えぬ証人』
『そして誰もいなくなった』?(そのうち再読して確認)

(概ね満足した作品)
『スタイルズ荘』
『雲をつかむ死』

(過不足を感じた作品)
『青列車』(結末以外最高峰)
『メソポタミアの殺人』
『邪悪の家』
『三幕の殺人』
『ポアロとグリーンショアの阿房宮』

(満足度が低かった作品)
『ゴルフ場』
『ひらいたトランプ』
『エッジウェア卿の死』

(激怒した作品)
『ビッグ4』

【評価】

『ナイルに死す』

・総合    ★★★★★☆(満足度の高い作品)
・展開パート ★★★★★☆(かなり良い) 
・結末・オチ ★★★★★☆(トリック普通・オチ良) 
・没入感   ★★★★★☆(序盤強・中盤以降普通) 
・登場人物  ★★★★☆☆(なかなか良いが...)    

(アガサ作品専用の追加評価)

・駆け込み胸糞恋愛描写 若干有り
・推理要素提示の公平さ 有り 
・翻訳 良好

------------
【評価概要】

評価項目は、

・総合   (すべてを考慮した満足度)
・展開パート(結末までのストーリー)
・結末・オチ(納得性、意外性、読後感)
・没入感  (引き、読み心地)
・登場人物 (魅力)

とくに重視するのは、展開パートと結末のデキ。

表現の美しさ、舞台設定の良さ、性癖に刺さる何か、強烈に心に残るシーンがあるかどうかなど、特筆すべきものがあれば、総合評価に反映。


評価の点数は6段階で、★~★★★★★★+

★★★★★★  大絶賛
★★★★★   かなり好き
★★★★    好意的
★★★     好きでも嫌いでもない
★★      好みでない~嫌い
★       絶望的に嫌い

★★★★★★+  数々の作品の中でもトップクラスに好み

-------------------


※ 完全なネタバレが含まれます。



ひと言でまとめると、

<最後まで良い品質が続く、意外性は少ないが納得性の高い優等生的な作品>


度肝をぬかれるような展開は無かったものの、一つ一つの納得性は高く、良い設定もかなり多かった。


良い教訓もあった。

多くの人が名作と言っている古典作品は、ハズレがない。
『オリエント急行』を読むのが楽しみになった。

自分が読んでも、高く評価されている作品に魅力を感じることがほとんど。

※ 全部読んだフリをして、ビッグ4その他の駄作を高めに評価しているステマサイトを除く。

 

【感想】


・序盤がとても良い。

何度も見かけるような設定でありながらも、うまく書かれているので引きが強い。
殺人が起こるまでの方がわくわく感があったくらい。
いまのところ展開パートは、『青列車』の次くらいに好きな仕上がりで、とても良かった。



・登場人物は多すぎる。

許容範囲ではあるが、人数は多すぎる。
もっと嫌だったのは、名前を読みにくい登場人物が多かったこと。
”ウィンドルシャム”、”ジョウアナ”、”オッタボーン”などなど。

日本人の感覚だと、”ウィンドシャルム”、”オッターボーン”だと助かるのだが、名前なのでどうしようもない。”レイス大佐” というきわめて読みやすい名前の人が出てきた時には嬉しくなった。
最後まで、”ミセス・アラートン”と”ミス・オッタボーン” を瞬時に判別することはできなかった。



・トリック

トリックに関しては残念なことに、こうだったら嫌だなと思ったものがそのまま的中した。
びっくりさせられた方が嬉しいので、この点は残念だった。

249ページを読んだときに、以下のメモをしていた。
”元恋人同士がアリバイを作りをして、新しい恋人から財産を奪うという筋なのかという印象を持った。1回目は撃たれてなくて、金持ちを殺してから戻ってきて自分の足を撃ったとか?”

裏付けを考えて推理しながら読むということは一切していないが、あのときの演出を見るとそのように感じ、珍しく完全に当たっていた。



・事件後の処理がとても良い。

ポアロと犯人が二人きりになり、事件の真相について語り合う。
そのときに語り合われた実際の人物像や、事件が起こるまでのいきさつの設定がかなり良く、本編に深みを持たせる内容だった。
本作でとくによかったパートの一つ。
その後の幕引きもかなり良かった。



・心に残る印象的なシーンがいくつかあった。

無い作品も多いが、今回はあった。
1つ目は、元恋人同士がレストランで鉢合わせになり、いまにも暴発しそうな緊張感があったシーン。
2つ目は、共産主義者が暴走して求婚するシーン。
他にも良いシーンは結構あった。



・感心した設定

一番核になる犯行のトリックは印象通りのものだったが、その後の犯行で、自分は動けなくなってしまっているから相棒を呼ばなければならず、その呼びつけ方がかなり自然で良かった。

犯罪者の片割れが頭が悪く、証拠もないのに自供してしまうという流れはかなり良い。

男の方の犯人の意外な人間性。この設定も、明かされるタイミングも良かった。

殺人の証人を消すために人を殺したのに、その犯行も見られて再び証人を殺すという流れも、皮肉がきいていてお気に入り。

ペニントンの動機の理屈も良かった。推理小説なのでこういうのがいっぱい欲しい。



・オリエント急行のネタバレ有り

突如ポアロが『オリエント急行』のネタバレをしてきて、笑ってしまった。
唯一飛ばして読んでいるのに。



・翻訳

基本的にはかなり良かった。
1箇所だけ異様に気になったのは、”おお、サイモン” というような表現が何度かあったところ。
女の人で、”おお” というのはかなり気持ちが悪かった。
普通に、”ああ” とかにしてほしかった。

誤字かな? と思ったが、正しかった表現が2つあった。

”身近かな” となっていので、タイプミスか? と思い検索したところ、大昔の本で ”身近かな薬草100種” という本が出版されていたので、昔の仮名づかいだった。

もう1つ気になったのは、”ひんぴんと宝石が盗まれ” 的な表現があり、調べたところ、ひんぴんは、漢字では ”頻頻” ということで、”つぎつぎに” という意味だった。

普通の本は1冊で1,2か所誤字脱字があるが、アガサ作品はここまでの作品で誤字脱字はないと思う。



・人物関係は良いものが多かったが...

どう考えてもダメなのは、真珠窃盗事件の処理。
初犯で納得できる理由の提示でもあれば許容範囲くらいにはなったかもしれないが、この件以外にも多額の窃盗を行っている人間を、愛を理由にポアロが犯罪を黙認するというのはかなりきつい。
なかには、先祖から受け継がれた宝石類もあったのかもしれない。
それを中身も確認せずにもみ消すというのは、さすがに受け入れられる設定ではない。

イギリスの人が読めばそこまで嫌な印象を受けないのだろうか。
ウィル・スミスのビンタ事件を、日本人は好意的に捉える国民性だが、国によっては暴力なのでそもそもダメと考えるのが普通とかの、感性の違いあるのか?
(リック・フレアとマイク・タイソンはビンタ支持というような記事も読んだので、人によって違うのかもしれないが...)



----------------------

ポアロシリーズの評価


(満足度がきわめて高かった作品)

1,『葬儀を終えて』(新訳版再読予定)
2,『ABC殺人事件』
3,『アクロイド』

(満足度が高かった作品)

『ナイルに死す』

(満足度が高めだった作品)
『もの言えぬ証人』
『そして誰もいなくなった』?(そのうち再読して確認)

(概ね満足した作品)
『スタイルズ荘』
『雲をつかむ死』

(過不足を感じた作品)
『青列車』(結末以外最高峰)
『メソポタミアの殺人』
『邪悪の家』
『三幕の殺人』

(満足度が低かった作品)
『ゴルフ場』
『ひらいたトランプ』
『エッジウェア卿の死』

(激怒した作品)
『ビッグ4』


【評価】

『もの言えぬ証人』

・総合    ★★★★☆☆(良い点が目立つ) 
・展開パート ★★★☆☆☆(聞き込みパートが長すぎ) 
・結末・オチ ★★★★★☆(スマート) 
・没入感   ★★★★☆☆(中盤以外は良い) 
・登場人物  ★★★★★☆(かなり良い)    

(アガサ作品専用の追加評価)

・駆け込み胸糞恋愛描写 無し(ラストの清々しさは今のところ1位)
・推理要素提示の公平さ 推理要素の満足感はあまりない
・翻訳 良い

------------
【評価概要】

評価項目は、

・総合   (すべてを考慮した満足度)
・展開パート(結末までのストーリー)
・結末・オチ(納得性、意外性、読後感)
・没入感  (引き、読み心地)
・登場人物 (魅力)

とくに重視するのは、展開パートと結末のデキ。

表現の美しさ、舞台設定の良さ、性癖に刺さる何か、強烈に心に残るシーンがあるかどうかなど、特筆すべきものがあれば、総合評価に反映。


評価の点数は6段階で、★~★★★★★★+

★★★★★★  大絶賛
★★★★★   かなり好き
★★★★    好意的
★★★     好きでも嫌いでもない
★★      好みでない~嫌い
★       絶望的に嫌い

★★★★★★+  数々の作品の中でもトップクラスに好み

-------------------

※ ネタバレを含みます。


【感想】

まずひと言で本作を言い表すなら、

<中だるみパートがあるが、それ以外は非常によくできた作品。>

自分の中で上位にランク付けできる作品にひさしぶりに当たった。



・序盤がとても良い。

調子がいい時のアガサクリスティー作品の雰囲気が全面に出ている。
ポアロの登場も早い。



・中盤の個別の聞き込みパートが長すぎる。

本作の一番の問題点で、ほとんどない問題点のひとつ。
ここの分量を4分の1くらいにしてくれていたら、作品の評価がもう一段階上がった。
聞き込みが長いうえに、この間誰も死ななかったので、完全に間延びしていた。
死者が少なすぎというのが2つ目の欠点で、それ以外の出来はかなり良い作品だった。


・犯人を絞らせないいい具合の仕掛け。

付き添いのばばあが、本当に愚鈍で愛すべき人物なのか、とんでもない狸なのか。
怪しげな霊媒師が裏で操っているのか。
遺言内容を知らずに甥姪が殺し、第三者に遺産が渡ってしまったのか。

普通に読めば上記のような疑いを抱く。
それがいいバランスの引きになっている。



・本作の登場人物の設定はかなり上手い。

メインのばばあ、主治医、ばばあの旧友のばばあ、姪の婚約者の医者など、登場人物のキャラがいい具合に立っていて良かった。



・種明かしと幕引きのパートの温度感が最高。

『葬儀を終えて』など、幕引きパートで入れなくてもいい胸糞要素を放り込まれて、後味を悪くされることが頻発するが、本作はそれとは無縁。
『オリエント急行』を飛ばして読んでいるのでそれは除いて、ここまでのポアロシリーズ14作の中だと、幕引きの心地よさは一番良かった。
人物関係と事件の後処理などが、日本人の感性には好意的なものだった。



アガサクリスティー作品は、

”屑が大金をせしめて幸せに暮らしました、めでたしめでたしEND”
”これが真実の愛です!(誰が共感するの?? 胸糞な恋愛〆)END”

になることが多い。

本作の幕引きパートのようなうまい記述ができるなら毎回そうして欲しいのだが...


全体的に良い面の方が目立つ作品で、満足度は高め。

このシーンは印象的だった! と思えるシーンがなかったのが少し残念。

 

----------------------

ポアロシリーズの評価


(満足度がきわめて高かった作品)

1,『葬儀を終えて』(新訳版再読予定)
2,『ABC殺人事件』
3,『アクロイド』


(満足度が高めだった作品)
『もの言えぬ証人』
『そして誰もいなくなった』?(そのうち再読して確認)

(概ね満足した作品)
『スタイルズ荘』
『雲をつかむ死』

(過不足を感じた作品)
『青列車』(結末以外最高峰)
『メソポタミアの殺人』
『邪悪の家』
『三幕の殺人』

(満足度が低かった作品)
『ゴルフ場』
『ひらいたトランプ』
『エッジウェア卿の死』

(激怒した作品)
『ビッグ4』






夜中の3時ごろに読み終えたが、 トイレの温度計を見ると30℃だった。

馬鹿げている。

太陽が沈んでから何時間経ったと思ってるんだ。

普通に寝てて熱中症になる。

まだ6月だぞ... 

【評価】

『鳩のなかの猫』(1978年版)

・総合    ★★☆☆☆☆(興奮がなく満足感も低め) 
・展開パート ★★★☆☆☆(堅実で悪くはない) 
・結末・オチ ★☆☆☆☆☆(トリックはないに等しい) 
・没入感   ★★☆☆☆☆(緊張感も起伏もない) 
・登場人物  ★★★☆☆☆(標準)    

(アガサ作品専用の追加評価)

・駆け込み胸糞恋愛描写 無し
・推理要素提示の公平さ ほぼ無し、推理要素を重視していない空気感が強い作品
・翻訳 良い

------------
【評価概要】

評価項目は、

・総合   (すべてを考慮した満足度)
・展開パート(結末までのストーリー)
・結末・オチ(納得性、意外性、読後感)
・没入感  (引き、読み心地)
・登場人物 (魅力)

とくに重視するのは、展開パートと結末のデキ。

表現の美しさ、舞台設定の良さ、性癖に刺さる何か、強烈に心に残るシーンがあるかどうかなど、特筆すべきものがあれば、総合評価に反映。


評価の点数は6段階で、★~★★★★★★+

★★★★★★  大絶賛
★★★★★   かなり好き
★★★★    好意的
★★★     好きでも嫌いでもない
★★      好みでない~嫌い
★       絶望的に嫌い

★★★★★★+  数々の作品の中でもトップクラスに好み

-------------------

※ 核心的なネタバレを含みます。



【感想】

・推理要素が非常に低い。

・登場人物が多すぎる。

・ポアロの登場が250ページ目で、ポアロものを期待する読者にはかなりつらい。

・序盤の展開は悪くはなかったが、全体的に驚きのない展開が続く。

・終盤に様々な女性に対する作者の価値観の提示があるが、どれもに魅力を感じない。
(作者の恋愛の失敗に関する自己弁護感が強い。ここが事後処理パートになるので、後味も悪くなった。)

・トリック部分に魅力がない。

複数の犯人がいることにより、別の事件でアリバイがあって犯人として疑われないという、アガサクリスティー作品でもすでに見かけたことのあるトリック。殺しの部分は普通に殺しているだけで、推理小説という面では酷いものがある。

・シンプルに興奮するようなシーンと驚きがなかったのが致命的。

むちゃくちゃ嫌になるような展開はないものの、盛り上がるところもない。
『葬儀を終えて』のような追い込みもなければ、『青列車』のような序盤・中盤の展開パートの魅力もない。”この本は面白いよ!” と友人に薦められる内容ではなかった。もちろん再読したいと思える内容でもなかった。

・種明かしパートで犯人を逆上させて被害者が出る流れが雑。

二度も殺人を起こした人間を脅すというのはどれだけ危険か! と自分で指摘しておきながら、ピストルを持った犯人の前で種明かしをするという無計画さ。

さらに自分の落ち度のせいで出た被害者に対するコメントもほぼ皆無で、この一連の流れが相当雑だった。

-----------------------

ポアロシリーズの評価

1,『葬儀を終えて』(新訳版再読予定)
2,『ABC殺人事件』
3,『アクロイド』


(満足度が高めだった作品)
『そして誰もいなくなった』?(そのうち再読して確認)

(概ね満足した作品)
『スタイルズ荘』
『雲をつかむ死』

(過不足を感じた作品)
『メソポタミアの殺人』
『邪悪の家』
『青列車』
『三幕の殺人』

(満足度が低かった作品)
『ゴルフ場』
『鳩のなかの猫』
『ひらいたトランプ』
『エッジウェア卿の死』

(激怒した作品)
『ビッグ4』

売春をパパ活という表現にするのは、後ろめたい人間が内容を正確に表現することを避けるために生み出した言葉。

カジノ法案と直接言いたくないからIR法案をなどと訳の分からない名称にするのと全く同じ手法。

サブスクリプションという言葉も定額制という名称にはしないことで、年寄りが判別がつかず解除しにくくするために悪用されている。

自己正当化をしたい人間がパパ活と言うのは勝手だが、なぜマスコミがその表現に乗っかるのかの意味がわからない。

ある局はその表現に乗っかるが、他の局では売春(パパ活)と表現するところがあって然るべきだと思うのだが、なぜ馬鹿げたことでも足並みを揃えようとするのか。

パパ活という表現は売春を促進する側しか使わない表現で、全局でその表現を使っているというのは狂気でしかない。

他の局や新聞社が馬鹿なことをやっている間に、まともな表現をすれば株が上がるのに、なぜ馬鹿な方の表現に統一して、全員で間抜けになることを選択をするのか。普通は売買春という表現で統一するのが常識なのでは?

プライオリティだとかサステナビリティだとかも、日本語でしか表記しない局や新聞社があってもいいと思う。たまには違う価値観を発信しないのだろうか。

アメリカのFOXくらい偏っていた方がいいとも思わないが、全局全体主義みたいなことをされるくらいなら、踏み込んで多少違った価値観を提示する局が乱立した方がまだマシ。

援助交際という単語も、売春をかなり美化した表現だが、パパ活ほど酷い表現の前だとマシにすら見える。

↑このページのトップヘ