軍事力を強化をするなとは言わないが、いまやるのか??

北朝鮮やロシアが日本を攻めるメリットはないし、兆候もない。

中国は挑発行為は多いが、台湾にすら軍事行動を起こしていないのに日本が警戒する段階ではない。


早速、第一段の情報が出た。

”増税によって軍事費を賄うことは考えていない””
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数日後
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”まず歳出削減の努力をし、不足分は増税で検討(自公)(2022.12.7)”

高速の手のひら返しもやばいが、どうせ歳出削減で軍事費を補う割合は1割にも満たず、9割以上は増税で賄うのだろう。

まともな歳出削減をやったことなどないし、骨太の改革と称したものがまともな改革だったこともない。


”異様に低すぎる法人税の増額や富裕層への増税の考えはない。下級国民が貯蓄を投資するような社会にしようと思う” と数日前に大臣か誰かがテレビ放送で表明されていたはず。

こういう考えの人たちがまともに歳出削減をするわけがない。

他の分野で歳出削減をする(どうせしない)とほざいているが、安倍氏の国葬費用とエリザベス女王の国葬費用の比較でもわかったとおりで、軍事費もどうせ無駄なところでお金が抜かれていているに決まっている。

他国で日本の費用を適切に使えば2倍の効果が上げられるとかだろうから、最初に軍事費で不要な支出先をカットして必要な分野に支出するようにすれば、ほとんど費用を上げずに対処できるのでは??

50年後に軍事費の詳細をすべて公開とかにしておかないと、2倍に増額したうちの半分は中抜きや誰も買わないであろう軍事品の購入とかにあてられかねない。安倍氏の国葬費用やオリンピックの費用を見れば、適切に軍事増強費用に使われるわけがない。


日本人のお人好しで警戒心の低い国民性は愛すべきところではあるが、政治関連のあまりに低次元の詐欺に騙さ続けるのは笑って済ませられる限度を超えている。

オレオレ詐欺で初年度に騙された人は気の毒だが、周知が徹底された5年後に引っかかる人をどう思うだろうか。

日本人の民度や知性はいまやその程度。

何度も騙され続けているのに、何も実績がなく、何も評価する基準がない状態で解散総選挙をするような人物に6割近くも支持を表明できる国民性。

やる前から反対しろとは言わないが、これまで詐欺に何度もあった国民なのだから、普通は支持するかはわからないを選ぶのが当然だったと思うが...

中国での白紙革命を見ると、政治に対する良識ですら日本人は中国人よりも劣っていると感じてしまう。

中国人のように身の危険を冒してまで運動しろとは言わないが、暴走する政府を国民が許容しているような数値を叩き出すのはやめてほしい。


軍事力増強は来るべき日が来たならやればいいが、いまはその財源を教育やら社会保障やら半導体産業への投資にまわしたほうがよほどマシなのでは??

歳出削減で最初にやってほしいのは議員年金の廃止。国民年金と差別化する合理的理由は一つもない。

戦争になれば議員やその家族だけは身の安全を保障されるし、平時なら高い報酬を得ているので経済的な痛みも感じることがない。結局、国民とは常に違う立場のかやのそとに居続ける当事者意識のなさがふざけた政策を生む。

議員が私腹を肥やしたいという行動原理にかられるのはまだわかるが、そういう悪徳な人間を他人である国民が支持する政治的民度の低さは異常としか言いようがない。